しそ

●英名:Perilla
●和漢名:しそ(紫蘇)
●学名:Perilla frutescens Britton var.acuta Kudo
●科名:シソ科の一年生草本
●原産地:ヒマラヤからビルマ、中国中南部地域
●主産地:日本、中国

 原産はヒマラヤからビルマ、中国で、シソ科の一年草である。日本でも古くから親しまれてきたハーブで、10世紀の書物にはすでにしそが登場している。あのさわやかな芳香が、日本人の味覚にピッタリと合い、食用として広く栽培されている。

しその品種

 一般的に知られているのは、緑色の葉である「青じそ(大葉)」と、赤紫色の「赤じそ」であるが、この他にも、葉の表が緑で裏が紫をした「片面じそ」や、葉がちりめん状になった「ちりめんじそ」などがある。

しその利用法

 しその香りは、日本人からこよなく愛され続けている。
■青じそは、冷や奴やさしみのつまなどの薬味や、天ぷらにすると美味しい。
■赤じそは、梅漬けや梅干しには欠かせない。また、ドリンクにしても美味しく、色合いも美しい。
■花穂は、魚料理の添え物にしたり、揚げ物にしても合う。
■しその実は、漬物やしそ油に利用される。

しその薬効

■しその香りは、食材を美味しく引き立ててくれるため、食欲が出てくる。しそは「紫蘇」と書くが、この「蘇」は、香りによって食を促し、人をよみがえらせるということからつけられたと言われている。
■しその芳香成分は抗菌性、防腐力が強く、醤油の防腐としても用いられている。

しその栽培

 しその生命力は旺盛で、栽培は簡単である。暖かな場所で、土が乾燥しないように注意すれば、どんどん生長する。3月下旬頃に種子をまく。草木灰やカリ肥料を与えるとよく育つ。翌年は、こぼれ種から芽を出し、再び楽しめる。